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友達登録 世にも奇妙な物語ネタバレ


内向的な性格で、

友達が居ない主人公の元にメールが届く。




「友達登録・・?」

自分の好きな性格を入力すると、

その友達が現れるのだと言う。





どうせ嘘だろうと思いながらも、

主人公は「明るい子」と入力した。




すると翌朝。

まさに「明るい子」といった性格の少女が、

主人公の名前を呼びながら現れたのだ。

「会えてよかった!」

彼女のこの言葉に、主人公は思わず目を丸くした。

しばらく二人は友達付き合いをするが、

彼女は明るすぎたため、

主人公の話題と全く合わない。









友達登録は、削除する事も出来るのだ。

主人公は、彼女を友達登録から削除し、

新しい友達を作った。








翌朝、新しい友達が出来るが、

どこを探しても前の「明るい子」は居なかった。

まるで最初から存在しなかったかのように・・。






主人公は別に気にせず、気に入らない友達は削除し、

また新しい友達を作る・・

といった行動を繰り返して、友達を増やしていった。




ある日、主人公を浜辺に呼び出した友人達。

「お願いだから、もうやめて!」

皆で主人公にすがりつくように言う。

主人公は、自分に逆らう友人達を「登録削除」した。

主人公の周りから、友人達は全員消えた。






「どうして・・?」

そこで初めて主人公は、自分がその友人達の

「存在」自身を消していたことに気付いた。







主人公にメールが入った。

『これ以上友達を増やせません。

あなたには友達会員になって頂きます』





嫌な予感がした。

予感は的中し、今度は自分が誰かの「友達」として

呼び出されるのだ。

(私・・削除されないようにしなきゃ・・!)

翌朝、

主人公は大慌てで自分を友達登録した女を探した。




そしてやっと見つける。

「会えてよかった!」

主人公の言葉に思わず驚く彼女だった。








自分が「消される立場」になったと分かって、

初めて主人公は簡単に

友達を消してしまっていた事を後悔する。










翌朝主人公は彼女に

友達登録なんて使ってちゃいけない、

お互い本当の親友になろう、と話す。








「ありがとう、そんな事言ってくれたの、

あなたが初めて」




彼女のこの言葉に、主人公は微笑んだ。

だが彼女は顔つきを変えて、一言。







「・・そんな、ウザイこと」





主人公の表情が凍った。

彼女の手にしていた携帯電話の画面には







「登録削除」の表示が・・。





キャスト: 深田恭子

放送日: 2001年 春の特別編