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世にも奇妙な物語ネタバレ 美人税 


職場では、

今日も上司が部下のミスを怒鳴り散らしていた。






しかし、

誰もが認める程の美人である愛子(佐々木希

だけは、対して怒られずに済んでいた。







その日のランチでも、

プリンをおまけしてもらったりしていた。








一方、財政が逼迫する中、

日本政府は美人に税金を課す「美人税」を導入する。






美人はなにかと優遇されていることから、

美人は課税されるのだという。





女性差別だという声もある中、施行が始まった。







ランチに訪れた愛子は、

さっそく20%の「美人税」をとられてしまう。





水を購入しても100円のところ、

120円とられてしまう。

さらには、給料から美人税が天引きされてしまう。

愛子は、他の美人たちと共に

「差別である」と言って役所に怒鳴りこむ。







だが、「美人であるが故に

得してきたことが多かったんじゃないですか?」

と言われ幼い頃から、

トラブルが起きても対して怒られずに済んだり・・・と、

心当たりがないわけでもなかった。









更に役所の人間に

「あなたの美しさは、政府に認定されているんです。

しかも、20%というのはごくわずか。

ワンランク上の特別な美人である

ということなんですよ」と言われ、

優越感を覚え始める。












だが、同僚の田島麗子(中村アン)が

25%の美人税を払っていると知り、嫉妬心に燃える。









そこで、愛子は美貌に磨きをかけ、

美人税30%を目指す。







ついに30%を超えて歓喜するが、

美容のために散財して貯金が底をついてしまう。






一方、麗子は「美人でいるのに疲れちゃった」と言い、不美人に顔を変えてしまう。








高い美人税がかかるため、

彼に振られたのだという。

同僚たちは、その変貌ぶりに驚く。







愛子は、それまで優しかった上司から

「君の美人税で、会社に負担がかかっている」と、

早期退職を勧告されてしまう。






世の中では

「美人と結婚すると税金をとられてしまう」と、

自分を不美人に見せるグッズまでが販売され始めていた。









BARで愚痴る愛子は、

そこで出会い、

愚痴に同意し励ましてくれた野々村健一(浦井健治)にときめく。

しかしそんな中、

母親が亡くなったという知らせを受ける。






母からは結構な額の遺産を

残してもらっていたのだが、弁護士曰く、







多額の美人相続税がかかり

逆に支払わなくてはいけないとの事で、

愛子はショックを受ける。


だが、実家は思い出が数多く残っており、

なんとか残したいと考えていた。








そこで、愛子は野々村のアドバイスにより、

不美人グッズを使って美人税を「免除」される。

野々村は、

「相続は、僕の知り合いにまかせてくれないか」

と言う。

さらに、「両親に会ってくれないか」と言われ、

喜ぶ。








ところが、帰宅した愛子は不美人を装って

不当に美人税を免れたとして、

逮捕されてしまう。

更に野々村は結婚詐欺師であると判明する。








拘置所でいじける愛子だったが、

同じ房に入れられた女性(杉本彩)に、

「私たちは、美しさという原罪を抱えてきたんだ」言われる。

「外見だけでなく、心も美人になるんだ。

そうすれば、幸せは向こうからやってくる」

とアドバイスされ、愛子は心を入れ替える。

2年後、刑期を終えた愛子は、心の美人を目指す。


「本当の美しさは、心だ。

心も美しく、生まれ変わる」と愛子は決める。






そんな中、公園でアイスを落として

泣く子供を見つけ、アイスを購入しようとする。








美人税を払おうとするが、

「対象外ですので、美人税は結構です」と言われ、

子供たちからも「ブス」と言われてしまう。







それは、「美人」と判断される人々を

増やすための政策なのか・・・愛子が塀の中にいる間に

「美人」の判断基準が変わり、

キンタロー。の様な女性が

美人とされる様になっていたのだ。






最初は「心も美人に・・・」

と耐えていた愛子だったが、

ブスと言われ続けたことにショックを受け、

判定器に「美人と言って!」と叫ぶのだった。